竹重伸一 VOID Chicken Nuggetsレビュー:刈谷博展「ひとつの/そして/無数に偏在する/それ」確かに筆者である「私」はこの展覧会が開催されたミヅマアートギャラリーの空間に2度足を踏み入れた。しかしその時「私」は一体どこに存在していたのだろう?こんなことを考えてしまうのは、この展示を見ることが、細部は多くの同サイズの小品から構成されながらも優れて全空間的な経験だったか...